プロ野球

なぜ起こるゴールデングラブ賞批判!選考基準に問題か?

2022年のゴールデングラブ賞が発表され授賞式がありましたが、野球ファンやプロの記者さんからも盛んに不満の声が上がっています。

なぜなのか? 

ちょっと、 調べてみましょう! 

  • ゴールデングラブ賞とはどんな賞なの?
  • ゴールデングラブ賞の選考はどうやって? 
  • ゴールデングラブ賞の受賞にあの選手は、おかしいと言われるは? 

このようなことを調べていきましょう! 

本記事の内容 

  • ゴールデングラブ賞とはどんな賞なの? 
  • ゴールデングラブ賞の選考はどうやって? 
  • ゴールデングラブ賞の受賞にあの選手は、おかしいと言われるは? 

以上をそれぞれ解説いていきます。 

ゴールデングラブ賞公式サイトの情報やネット情報などをわかりやすくまとめました。 

ゴールデングラブ賞の概要、ゴールデングラブ賞に関する記録、ゴールデングラブ賞の問題点はなにか?などがわかるとおもいます。

最後に、問題の解決案を提案しています。

ぜひ、チェックしてみてください。 

では、本題に入ります。

	

ゴールデングラブ賞とはなに? 

ゴールデングラブ賞公式サイト に明記しているゴールデングラブ賞の定義は、 

卓越した守備によりチームに貢献し、プロの技術を発揮したプレーを基準として選出された「守備のベストナイン」を表彰するものです。総合的な技能を基本として選ばれる従来のベストナインとは観点を異にしています。 

引用 三井ゴールデングラブ賞

分かりやすく言い直すと、守備だけに関してのスペシャリストということですね! 

ベストナインは打撃や走塁などを含めた総合的な成績で評価する賞で、ゴールデングラブ賞は、守備の上手な選手を表彰する賞ということです。

   

ゴールデングラブ賞の選考はどうやって? 

選考の基準ですが、選手の方には受賞資格というものが必要です。

また、選ぶ選考委員の方にも基準があります。 

それぞれ説明します。 

受賞に必要な選手資格 

選手の受賞資格は、一定の実績を残した選手が対象となります。 

成績基準は次の通り、 

  • 投手は規定投球回に達している、またはチーム試合数の1/3以上登板している 
  • 捕手はチーム試合数の半分以上、出場している 
  • 内野手はチームの試合数の半分以上、1ポジションの守備につく 
  • 外野手はチーム試合数の半分以上、外野手として出場 

ペナントレースが終わると、セ・パ両リーグ球連盟からゴールデングラブ賞の選考基準を満たす「有資格者リスト」が提出されます。

この有資格者の中から選考委員が、ゴールデングラブ賞を決定します。

守備機会が一定以上でないと資格はないということです。

凄いファインプレーをしただけでは駄目なのですね。  

選考委員の資格は 

選ぶ委員の方は、新聞社、通信社、テレビ局、ラジオ局で 

プロ野球担当記者として5年以上のキャリアを有する記者が投票します。 

シーズン終了後に約300人のプロ野球記者による投票が行われ、最も得票を集めた選手に授与される。 

後ほど、触れますがこのプロ野球担当記者の投票が問題となっているようです 。

2022ゴールデングラブ賞 

ゴールデングラブ賞の問題点は? 

11月14日に発表されたプロ野球のゴールデングラブ賞、「巨人中田翔一塁手セ・パ両リーグでの受賞」「菊池涼介が10年連続」「ソフトバンク中村晃一塁手2年連続」などの見出しがネットニュースが続々と上がりましたが、 Twitter 上では、祝福の声よりも結果に納得できないファンたちの怒りのコメントが溢れ出しました。 

なぜこのようなことが起きるのでしょうか? 

選出作業は、シーズンの終了後に、案内とIDが選考委員( 日本野球機構のパスを有して5年以上の記者が有資格者)のもとに送られ、Web上での投票でポジションごとにすでにピックアップされている候補者の中から一人を選ぶという形式なのですが、ここに問題があるようです。 

そこに主観や偏見が入っているのが原因のようです、自分が番記者を務めているリーグのみに投票したり、よくプレーを見ていなのに過去の実績などをもとに印象だけで投票したりしているようです。

しかし、怒りだしているファンにもそれは言えるのではないでしょうか。

なぜなら、そのファンもすべての試合、すべてのプレーは観ていないからです。

ただ、自分のひいきの選手が選出されないのはおかしい、選ばれた選手より守備は上手だと思っているだけではないのでしょうか? 

結論は? 

前述したような決め方では、問題は解決しないと思われます。

そもそも判断基準があいまいです。

ゴールデングラブ賞受賞の「守備の名手」は本当に名手か?という見出しの日経経済新聞の参考になる記事がでていました。

参考にした上で、かみ砕いて説明すると、

打率やホームランなど多くの指標が確立されている打撃に比べ、守備力の評価は難しいといえます。

失策数や守備率はわかりますが、守備力を評価するのに十分なツールとはいえません。

なぜならこれらの数字では、守備範囲という要素がはいっていません。

守備範囲が広いと失策も多くなり、狭いと守備は楽です。

では、どんな方法がいいのでしょうか? 

提案をしたいと思います。

ポジショニングから守備範囲、確実性、肩の強さなどまで含めた総合的な守備力の目安となる「 UZR(Ultimate Zone Rating)」があります。 

この数値だけで判定をする必要はないですが、なぜなら、これだと投票など必要なくなります。

第一面白くないです。

ですが、

これを公表し、この結果を踏まえたうえで、選考委員が、どのような理由で誰に投票したかを明らかにするとよりいいのではないかと思います。

そうすることで、このゴールデングラブ賞という賞の価値はいっそう高くなるのではないでしょうか。 

ファンも納得がいくのではありませんか?

ABOUT ME
katsuki
二匹の愛犬小六、トントと猫のアップ、そして、妻と5人で暮らしています。スポーツ観戦とジャズが好きで、一日中ジャズが流れています。趣味でフルートとサックスを少しやっています。